ホテル風早

亭主日記
Diary

知恵の泉

2014年10月05日

亭主日記

昨日の「ふるさとウエディング」滞りなく終了。この婚礼をきっかけにして、ご両家との末永いお付き合いをスタートできればナニヨリ。
ここ1週間、福岡往復数回等なんぞで公私とも忙しく、心身とも疲れ果て昨夕ダウン。てなわけで、昨日来訪の超常連・Y様に会えず残念なコツ!まっ来月があるからいいか~(笑)。

ところで、昨日メディアに掲載された石破地方創生相の「地方の疲弊は、霞ヶ関と永田町の知恵では今後も解決出来ず、これから地方は地方の知恵にまかせる」のコメントに、これまで三回起業した者として、何を今さら~の感。
28年前のレストラン、17年前のホテル、4年前のバンケットホール、いずれの創業時にも「起業してからの数年が一番大変だから、誘致した企業同様に、固定資産税等の減免を地元企業にも数年間お願いできないものか?」と相談したが、行政の返事はいつもNO!
以前に事例があるが、公金で応援を受けても、誘致企業は業績が悪くなれば資本の論理で撤退し、応援を受けずとも、地元企業にはふるさと愛があり、雇用を守るためにけなげに頑張り抜く。
そんなわけで、撤退リスクを抱える100人雇用の1社と、10人雇用する地元の10社のどちらが地方の活性化に役に立つのか、長い目でみれば地元だと亭主は思う。

前述のメディアによれば、亭主が長年主張してきた、地方活性化論に遅れること30年(笑)!日本政府は、地方の起業家を応援するために、税の減免等をやっとこさ考慮中らしい。もちろんありがたいことだが、知恵を出すのがいかにも遅すぎる。
永田町・霞ヶ関同様に、キッタハッタの現場を知らぬ地方の行政職員にも、さほどの知恵があるとは思えぬ。てなわけで、起業するたびに七転八倒してきた亭主30年の経験から言えば、地方活性化の「知恵の泉」はいつの時代も現場にあり!