ホテル風早

亭主日記
Diary

応援団

2014年10月07日

亭主日記

全国的に疲弊した中心商店街の空き店舗対策で、行政がよくとる手法が補助金による事業主の誘致・募集。亭主から見れば、変化の激しい生きた経済を仕事柄知らぬ行政職員に、油断も隙もない商人の(笑)資質を視る力があるのかどうか? 
過去の事例をみても、どんな基準で補助金を出し事業奨励したのか、摩訶不思議と思うこともあり。公金である補助金を捨て金にしないためにも、事業主を育てたいのか?、経営者を育てたいのか?等大事なことをハッキリと区別して実施せねば、対応策がまるで違ってくる。
その点でいえば、日田駅前で定期的に実施している「杉屋台」は、将来の納税者育成のための応援・実験なのかなと理解するが、そうでなければただの賑わい創出。そんなもんなら、キイパーソンがいなくなれば胡散霧消し、公金の無駄使いになる。幸い「杉屋台」は血潮たぎる面白そうな面々が事業主ということで、どのように進化し、どこに行くのか等、着地点はそれなりに楽しみ。
人口減少が必至な将来の地方都市・日田市。未来のあるべき姿を展望・俯瞰し、緻密かつ詳細な政策を立案し、日田市の興隆をさらに願いたい。公と民がおたがいにサポーターになり、次世代の住民のために、住みよい日田市を残さねば・・・。