亭主日記
Diary
定点観測
2014年10月29日
亭主日記1週間から10日間に必ず1回は食べに行くうどんの「K屋」。頼むのは決まって「肉・わかめうどん」。美味いな~と思う日があったり、ん?なんか違うかな~と思う日があったりで毎回楽し。K屋さんは亭主の健康に関して、定点観測をする大事なお店。美味い!と感じない日は、自らの身体の異常を心配し、数日空け再度食味検査に行ったりする(笑)。
飲食業を生業とする亭主が、決して口に出さぬのは「まずい」という言葉。60億人の人間の中には、どんな不味いものでも美味しいと感じる人がきっといる筈。
スエーデンのにしんを発酵させた「シュールストレミング」なんかはその筆頭で、「美味い、不味いも味の内」が亭主の持論。不味いと感じても「口に合わなかった」と考えれば、料金精算の際腹が立たず(笑)。飲食業にとって、一番戒めるべきは、100人が100人美味しいという店作り。裏返せば特徴が希薄で芸がなく、ある程度継続が出来ても100年とは続かない。
風早の超常連・Yご夫妻同様に、秋子想には創業以来28年間、毎年結婚記念日にご来訪いただくOご夫妻がいる。会社にとっての定点観測は、この2組のお客様。
宿泊部門のY様同様に、O様ご夫妻から「美味しかった~」と言われれば、苦労して創業し、頑張ってきた甲斐はあり(笑)。