ホテル風早

亭主日記
Diary

朗報舞い込む

2015年05月05日

亭主日記

GWも残すところあと1日。今年は雨の日も含め異常なほど人出が多く、曜日の並びの良さに加え、景気回復も実感する日々。そんなGWの最中に「明治産業遺産」の世界遺産登録勧告のニュース舞い込む。世界遺産になるかどうかはわからぬが、先ずはご同慶のいたり。ええぞエエゾ~。

以前から日田市は、江戸時代日本最大の私塾だった「咸宜園」を、茨城県水戸市の日本最大の藩校「弘道館」、栃木県足利市の日本最古の学校「足利学校」、 岡山県備前市の日本最古の庶民学校「閑谷学校」と共に、「近世日本の教育遺産群」として世界遺産登録を目指し運動中。今回「シリアルノミネーション(同種遺産一括推薦)」の有効性が確認でき、希望の持てる結果となる。

産業といえるものは農業以外なく、痛々しいほど貧しかった明治の日本が、短時間で文明開化の果実を得ることが出来たのも、江戸・近世の高い教育水準があってこそ。そんな文明開化の一翼を咸宜園が担ったと言っても過言ではなく、その事実は衆目の一致するところ。日田・咸宜園の世界遺産登録に、はずみのつくニュースを得て、関係者の端くれとして勇気百倍(笑)。為せば成るようにガンバランバ~。