亭主日記
Diary
秋点描Ⅱ
2015年09月18日
亭主日記今日から9年ぶりとなる、曜日の並びがいいシルバーウイーク。次にこんな長期連休になるのは、11年後というわけで、国内へ海外へと日本人の大移動始まる。小さな宿ホテル風早もご他聞に漏れず、ゴールデンウイークを上回るご予約数で、リネン類の追加発注や、備品等の整備をして準備万端遺漏なし。数ある観光地の中から、日田を、豆田を、風早を、選んだことを後悔させぬように、チームT内一丸となりガンバランバ!幸い連休中の天気は、秋晴れが続きそうで、行楽日和は間違いなし。ありがとSUNSUN.
昨日から、悲惨なペルー人の殺人事件と、安保法制国会のニュースが交互・同時報道され、その皮肉さに静かに冷笑。殺人反対!戦争反対!といくら叫ぼうとも、備えがなくば、ある日突然安寧や平和は破られ、「可愛そう」や「準備不足だ」では済まされぬ。強圧的に圧力をかけ続ける国に対し、ましてやそれが隣人なら、平和を守る国民の覚悟を、常日頃から見せつけるのが上手の策。言葉だけで反対を叫ぶのは、足元を見られる下手の下の策。一国で守れぬなら、強大な友好国に、助力を求めるのは至極当然であり、要は政経ともリスクヘッジを常に念頭に置き、上手に立ち回るが肝心なり。
例は小さいが、創業者として亭主が経験したのは、商人として命賭けの覚悟を見せねば、金融は決して投融資を含め応援はせぬ事実。政治も経済も結局は、覚悟をするかどうかに尽きる。負け戦になる確率の高い、背水の陣だけは避けるべく、平時にこそ準備万端怠ることナカレ!