ホテル風早

亭主日記
Diary

歴史とは 伝統とは

2014年03月14日

亭主日記

「日田祇園の曳山」を含め全国の「山・鉾・屋台」行事を伴う祭りを文化遺産登録として、文化庁がユネスコに登録提案するという、登録されるかどうかは別としてこれまで伝統を支えてきた関係者に敬意を表す。
色んな町起こしに四半世紀以上関わってきた亭主だが、隈と豆田の両町で開催される日田祇園祭は他地区在住の者としては敷居が高く、これまで応援はするものの積極的に足は踏み入れずで全くの門外漢。なれど今後登録提案をキッカケにして日田祇園がどのような展開・発展を図ろうとするのか、また情報公開等組織の近代化も含めて期待するもの大なり。
歴史家E・Hカーの「歴史とは現在と過去の対話である」という言葉は300年の歴史を持つ日田祇園祭にまさにあてはまる、歴史と伝統という言葉に含まれる革新性にも着目しつつ、日田祇園のさらなる発展を一市民として見守って行きたい。