ホテル風早

亭主日記
Diary

はんなり

2016年02月04日

亭主日記

ホテル風早はクロスの壁紙を使用せず、全館の内装を左官仕事で仕上げた、聚楽風の塗り壁が特徴の宿。てなわけで、ちょくちょく修理が必要になり、現在特別室の破損箇所修理に左官さん毎日来訪。他にも建具の修理等があり職人さん達が日々出入り中。創業以来ほぼ20年は経つが、頻繁にする修理のおかげもあり、経年化はすれど老朽化はせず、ホテルのコンセプトである「綺麗侘び」の世界を保つ。木造数奇屋造りの風合いや品格を保つ秘訣は、定期的に行う点検と怠らぬ修繕。ただしこの部門はお金がいくらあっても足りず、やおいかん(苦笑)。

行きつけの寿司処「おこぜ」から、昨日恵方巻きの差し入れが届く。エゾエエゾ~。ただし口が小さく品良い亭主ゆえ(笑)、かぶりつくわけには行かず、おちょぼ口でそろりと食す。まあ日々ゆる~りと暮らせれば幸いなりと、孫と豆まきしながら「福は~内、金は~外~」とおらぶ。今年も「ほどほど」「ぼちぼち」やりながら、「棚からぼた餅」が落ちてくるのを辛抱強く待つとしよう。