亭主日記
Diary
ひた向き
2016年02月16日
亭主日記昨夜、興味のある「まちづくり」の講演会があるも、亭主は行けず後継者の息子を派遣。帰還した息子に「どうだった~」と問えば、「今まで行った講演会の中で、一番勉強になった」との返事。ええぞエエゾ~。講演会を企画した関係者と、熱心に広報した、市会議員のW君の働きに敬意を表し、感謝!
亭主が行って質問したかったのは、「固定資産税」の扱いのただ一点。30年間、起業を繰り返した者にとって、一番難儀するのは、売り上げが無くても、重くのしかかる固定資産税。この税は、良い物件を造るほど料率が上がり、コンセント1個にも気を使うやっかいな税。
憲法が掲げる納税の義務は、国の基本なのだが、誘致企業には、免除・免税に加え、補助金まで用意するが、地元の企業には減免・免税は一切無く、開業すればすぐ納税の義務発生。誰がみても、不公平で極悪非道(笑)。ふる里愛が溢れ、民間で頑張る地元んもんを応援せんで、どうするかい?
わが勝手な信念だが、本気の「町づくり」に必要な起業家の志とは、物件を買って退路を断ち、地元に這いつくばってイノチキする、ひたむきさ。そんな、フローよりストックを目指す、若手経営者の出現を願うなら、石の上にも3年の例え通りに、行政は日田人の起業時にも、固定資産税の3年間繰り延べ償還ぐらいは、やってしかるべし。3年経てばなんとかなるさ~が、30年間、のたうちまわり大事な髪を無くした(笑)、元若手経営者の感想なり。