ホテル風早

亭主日記
Diary

距離感

2016年02月23日

亭主日記

ホテル風早のおもてなしの基本は「つかずはなれず」。それゆえどんな方達がご宿泊したのかはわからず、後で知って驚き感謝することが多々あり。
昨夜お泊まりいただいたご夫妻は、そんな方の紹介でご来訪。どなたのご紹介ですか?と聞けば「絵画修復師のHさんの紹介で来ました。Hさんは、システィーナ礼拝堂の天井画の修復にも関わった有名な方で、彼が薦めるところなら・・と期待してまいりました」ゲナ。
あの有名なミケランジェロの「最後の審判」や、その他多くのフレスコ画の修復に関わった、ほんものを見極める目を持つ方が風早を気に入り、紹介までしていただいたことに、驚くやら感謝するやら。
Hさんを亭主は知らぬが、これからも今まで通りに、誰もが喜ぶ宿より、亭主同様に良い加減に人生を楽しむ、一部の方達だけのために精を出そう(笑)。

和洋室を含め、特別室の畳変え終了。青畳は枯淡の風合いに欠けるということで、風にさらした1年もののイ草を使用し、亭主の想い通りに仕上がり一安心。常連さんや常連さん候補の方々に、喜んでもらえたらナニヨリ。