ホテル風早

亭主日記
Diary

梁塵秘抄

2016年04月07日

亭主日記

昨夜半より雨激しく、朝から春の嵐吹きすさぶ。この嵐は二十四節季でいう穀雨の前兆。寒さに身を細めていた、万物は背伸びし、山野では田んぼの準備が出来る前触れ。まさに吉兆なり。

ここ数日飲み会が続き、中でもフランスワインを楽しむ会で、ロワールの白ワインと日本料理のコラボを堪能。会場は親戚の「W家」。辛口のワインと、心尽くしの春懐石の美味しさは格別で、出席者の舌を惑わし皆思わず痛飲(笑)。開催日が「清明」の日で、会場のW家さんは木造3階建て。まさに「春高楼の花の宴」を満喫することができ、ナニヨリ。次は亭主が座元になり(笑)、豆田のランドマーク・日本丸館の望楼に日本酒を持ち寄り、立夏到来を喜ぶ「高見酒」としゃれこもうかな~。

明日は世界中の仏教徒が祝うお釈迦様の誕生日。そんな花の日は我が社の29回目の創業記念日。幸い春の嵐はすぐに去り、明日は快晴の天気予報で幸いなれど、創業記念日を祝うように(笑)お食事の予約は既に3ケタオーバー。てなわけで、29年間欠かさず続けた大恩人「廣瀬秋子」の墓参りに行けるかどうか心配、どうにか時間を作り、お盆と合わせ58回目となるお礼墓参に出かけよう。