ホテル風早

亭主日記
Diary

八月や六日九日十五日と・・・

2016年08月12日

亭主日記

ホテル風早の創業は20年前、1996年の7月10日。その年の夏も厳しい暑さが続き、色々検討して植栽した、庭の樹木が次々に枯れて行く。毎日水撒きに精を出してはいた亭主だが、「このままじゃ全滅してしまう、こりゃ~たいへん!」と、毎朝6時から2~3時間たっぷりと水を撒く、散水専門係りを近所のIさんに依頼し、なんとか酷暑の夏を乗り越えたことを思い出す。
Iさんのおかげで、20年目の今年に入ってやっと、庭や路地の青苔が本格的に成長を始めうれしい限り。四半世紀以上前に、意気揚々と「もてなし業」を創業したつもりの亭主だったが、本当のキックオフは今年なんだよと、庭の木々に教えてもらい恥入るばかり。てなわけで、亭主も20年を経てやっと、宿泊業の仲間入りを果たした感あり。「商い」とはまさに「飽きない」なんだな~(笑)。

熊本・大分復興割引券の恩恵に加え、新しい祝日「山の日」のおかげで、お盆期間の休日の充実も寄与し、商い的には8月いっぱい「こりゃ~たいへん状態」。リネン類等を新調追加するも、それでも追いつかず嬉しい悲鳴。今夏の記録的な暑さと忙しさは、のちのち振り返った時に、平成28年8月8日の衝撃と共に、必ず思い出すに違いない。