ホテル風早

亭主日記
Diary

小江戸懐石

2014年08月02日

亭主日記

金茶流・江戸料理家元のY先生ご夫妻2年ぶりに来訪。文化文政年間に味醂が発明され、その後確立したと言われる江戸懐石を200年守り続け、現在は後継者のNさんと共に、Y料理教室やテレビ・雑誌等で伝統の江戸料理の普及活動に精を出す。
そういえば、日田伝統の屋形船は、江戸時代の化政年間に始まった大川(隅田川)での船遊びが原点。その船上で供された料理は京料理ではなく当然江戸懐石。
ここはひとつ日田でも先祖帰りをして、江戸懐石の船料理を開発する価値はある。当然講師は謝礼を値切れそうなY先生(笑)。船宿の主人や調理長が興味を示せばすぐにでも実行できる企画。まっ個人的には江戸風に「胡麻油」だけでこさえた揚げたて天麩羅と、濃い目に味付けされた江戸料理を食いたい亭主。なんとか実現しようかな~。