亭主日記
Diary
ホテル風早の亭主 武内眞司のブログです。
亭主プロフィール記念日
2016年07月10日
亭主日記本日はホテル風早、20回目の創業記念日。20年前の7月10日は、ホテルを建てた業者の方だけを招待し、風呂を造った職人さんに一番風呂を用意したり、ラウンジの内装を手がけた職人さんに、一番酒を提供したりして、楽しい無礼講の創業記念の会を催す。ラウンジで酔いつぶれ、朝まで客室で寝過ごした剛の者もいて、懐かしく思い出す。
そんなわけで、今日は創業100周年に向け21年目のスタートの日(笑)。亭主が水面に石を投げ出来た波の輪が、願わくばいつまでも消えずに拡がり続け、どんな風早物語を誰が紡いで行ってくれるやら・・。楽しみなこつ。
徒然
2016年07月07日
亭主日記気象庁の梅雨明け宣言はまだ無いが、例年通りに日田の暑さがニュースになる7月の幕開け。これまた例年通りだが、いきなり体温近くの気温になる7月初旬は、豆田から人通りが一瞬消える季節。ただし、そこはよ~したもんで、時間が経てば、人は気候に慣れ、暑さを楽しむ覚悟が出来る。てなわけで、町並みに日傘の波が現れるのもそう遠くではなし。
そんな暑い豆田に必要不可欠だが、見当たらぬのが涼しい木陰。豆田町のど真ん中で、数年前から整備中の公共施設・空間に必要なのは、大きな日影の出来る緑陰。あまり保存する価値のない建物に大金をかけ復元し、その上維持管理に公金を垂れ流しするのはどう見ても愚の骨頂。壊して木を植えた方が、どれだけ世のため人のためになったか・・と亭主は思う。世の中の常として、自分の財布からお金を出すことには渋るが、懐の痛まぬ公金使用には得てして皆ルーズ。前都知事の辞任原因を笑うことナカレ!規模は違えど世の中には、M知事事案がバサロある。
ボチボチ
2016年07月04日
亭主日記風早の路地に今年植栽した紫陽花の剪定を終える。
毎年楽しむためには、丁寧な剪定を要求する花ゆえ、一茎ごとに様子を見ながら剪定したら、案外時間がかかり、やぶ蚊に刺されるやら、腰も痛めるやらで、かなりハードな庭仕事になる(苦笑)。
風早創業20周年記念で、亭主が思い立ち始めた「紫陽花の小路構想」。100メートル以上ある、風早から秋子想へ続く路地ゆえ、完成にはかなり時間がかかりそう、数年かけ少しずつやって行こう。
ぷは~Ⅱ
2016年07月02日
亭主日記亭主日記再開の昨日は、「熊本・大分復興割クーポン」販売の初日にあたり、朝10時のネット予約スタートから、予約が入り続け、息つく暇の無い一日となる。たぶん観光業にとって、二度とはない大盤振る舞いの思い切った政策(苦笑)。ありがたいこつ。
国民の大切な税金を使い、こんなに手厚く応援してもらい、亭主的には申し訳ない気持ちで一杯。大事な公金使用に報いるためにも、日田ファン・豆田ファンをリピーターに深化するように、日田人挙げてガンバランバ!
ぷは~
2016年07月01日
亭主日記1年ほど前からなんとなく体調が思わしくなく、一念発起して九州を代表する大学病院に先月検査入院。5日で退院する予定が、担当になった優秀なK医師とべっぴんさんのA研修医から、「年齢的なこともありますから、この際徹底的に検査しませんか?」ということになり、ほぼ2週間検査三昧の日々を過ごし退院。
こんなに長く亭主日記を休筆したことはなく、「死んだらしいとか、倒れて再起不能だとか」の噂が市中に出回ったらしいが(笑)、そこは悪運が強く、しぶとい亭主。以前より身体がスッキリし、元気になり先月末現場復帰。
そんなわけで、本日より亭主日記再開いたします。乞うご期待!
初鰹
2016年06月05日
亭主日記2階の客室から手の届くモミジの枝に、ヒヨドリが巣を作り抱卵中。鳥は違えど、「目に青葉山ホトトギス・・」の景色そのもので、巣立ちの日が楽しみ。丸一日雨が降った昨日は、巣の中で身動きせず羽を拡げ、雨から卵を守る姿に感動。カラスに巣が見つからねばいいが・・・。
30年前、100年続いた家業を閉じ、子供の頃からの夢だった飲食業に船出。その際、家族が心配する中、「先見の明なのかはわからぬが、Sちゃんなら心配ない。」と励ましてくれた、親戚の長老の訃報届く。亭主の父親は従兄弟が多く、みな酒が強く、従兄弟寄りの宴席の思い出深し。そんな長老達も数名になり、亭主自体が今や次世代の長老候補(苦笑)。困ったこつ。
休すれば・・
2016年06月04日
亭主日記紫陽花を植栽してから好天続きで少し苦労したが、今日は一日雨模様。残りの十数株を移植するには、好都合の「アジサイ日和」というわけで、3年後の「紫陽花小路」の完成に向け、ちょいと骨折らねば。
熊本地震発生以来ストップしていたインバウンドが、そろりそろりと復活気味。ええぞエエゾ~。元通りになるにはもう少し時間がかかりそうだが、美味し国・ニッポンのオモテナシは変わらず普遍。日田・豆田の個店の復元力がいかがなものか、楽しみなり。
そんな雨の今日明日は、ふる里ウエディングがあり、秋子想のランチ営業は貸切となります。悪しからずご了承ください。
水の町の水の月
2016年06月01日
亭主日記今日から水無月。雨の多い6月なのに、水が無いとはこれいかに?
「無」は連体助詞で「の」にあたり、「水無月」6月は「水の月」という素敵な語感の月。日田の田圃に水が行き渡る水の月の初日は、毎年ホテル風早専用水田の田植えの日。今年も美味しいヒノヒカリの収穫ができるように、山奥の農家に陣中見舞いに行こう。
だから座右
2016年05月31日
亭主日記先日の婚礼の際、出入りの花屋さんにいただいた、アジサイ十数株を風早の路地に植栽。創業時に植えた紫陽花に加え、毎年徐々に増えていく色んな種類のアジサイが縁路に華を添え、3年後には立派な「紫陽花小路」が豆田に完成しそう。
そんなわけで、最近は徐々に後継者に経営をまかせ、花咲爺になりつつある亭主の楽しみが、四季折々に変化するホテルの庭造り。これが滅法楽しくハマリ気味。生まれてこのかた、趣味(好きなこと)を仕事にして稼ぐのが、亭主の荒業・得意技(笑)。まさに、棚からボタモチとはそげなこつ。
好機
2016年05月30日
亭主日記日記をサボリにさぼった5月も、いつのまにか気がつけば月末、たまげた~。
ホテル露地に仲良く立つ、ヤマボウシと沙羅双樹が花の白さを競い合い、風早の路地は今初夏爛漫。加えて、足元の青ゴケが青々深深と育ち、毎日見ても飽きぬほどの美しさ。20年前の創業時に、亭主が想定した以上の庭に成長し嬉しい限り。あと80年経てば、亭主理想の苔むす露地になりそう。後継者達の奮闘を祈る(笑)。
浴室のリニューアルには、「材料加工等の準備期間が1ケ月、工事は1週間かかります」と業者から連絡あり。昨年の夏から進めてきたホテルのリニューアルは、20周年を迎える7月10日に間に合うかどうか・・。幸い地震の影響で、改装するにはもってこいの暇な時期(笑)で、まさにピンチはチャーンス。なれど、お客様の目に触れぬ機械等の交換もあり、ギリギリの線には違いなし。まっ意外と「案ずるより産むが易し」になりそうな予感もありで、なんとかなるやろや~。